受賞歴

当研究室出身のサンドラ・シャールさんが第33回和辻哲郎文化賞を受賞

当研究室で博士号を取得したサンドラ・シャールさん(現ストラスブール大学(フランス)言語学部日本学科教授)の博士論文に基づいて出版された著書『『女工哀史』を再考する―失われた女性の声を求めて』(京都大学学術出版会)が、第33回和辻哲郎文化賞(一般部門)を受賞しました。

この賞は、和辻哲郎が文学、歴史、芸術などさまざまな領域において横断的かつユニークな著作を世に問い、広範な読者に訴えかけたスケールの大きな学者であったことを鑑み、文化一般におけるすぐれた著作に与えられるものです。

和辻哲郎文化賞については以下のリンクをご覧ください。

http://www.himejibungakukan.jp/watuji/jyusyoushiki/

安里和晃特定准教授が、この度フィリピン大統領から賞を授けられました

この賞は、グローバル化するフィリピン人コミュニティにおいて、フィリピンの発展に寄与し、在外フィリピン人に対して顕著な貢献を行った人々に対して贈られる賞です。安里准教授はアジア研究、移民研究を専門にしており、これまで農村出身学生に対する奨学金事業、震災時におけるフィリピン人コミュニティ支援、在外フィリピン人移民支援などに従事してきました。京都大学では社会学専修の授業の一環として、京都市内の小中学校でフィリピン系児童・生徒に対する学習支援活動を行い、その結果をフィリピン政府による移民に対する渡航前研修で報告する事業を実施しています。また、フィリピン政府職員と共同で日本における移民の実態を調査し、人身売買事案なども告発してきました。さらにフィリピン大学やアジア開発銀行とのワークショップなども開催しています。

京都大学ホームページにもアップされています。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/events_news/department/gakusai/news/2014/141205_1.html

ODの朴沙羅さんが日本社会学会奨励賞を受賞

2014年11月22日、日本社会学会大会において、日本社会学会奨励賞(論文の部)を受賞されました。
この賞は、日本社会学会会員の将来性に富む優れた研究業績を顕彰するために設置されている学術賞であり、「論文」の部の受賞資格者は、原則として、当該年度において満35歳以下の日本社会学会会員を対象として贈られるものです。